Journal Club

油症の原因となった物質の一つであるダイオキシン類化合物に関する最近の知見を紹介いたします。

No.185

The aryl hydrocarbon receptor in immune regulation and autoimmune pathogenesis

Wei Huang, Ke Rui, iaomeng Wang, Na Peng, Wenhao Zhou, Xiaofei Shi, Liwei Lu, Dajun Hu, Jie Tian
Journal of Autoimmunity. 2023 July;vol.138.103049

免疫調節と自己免疫機序におけるアリル炭化水素受容体

アリル炭化水素受容体(AhR)は、リガンド活性化転写因子として環境、食事、微生物、代謝活動に由来する構造的に多様なリガンドによって活性化される。最近の研究では、AhRが自然免疫と獲得免疫の両方を調節する上で重要な役割を果たしていることがわかってきた。さらに、AhRは、自己免疫機序に関与する先天性免疫およびリンパ細胞の分化と機能を調節することもわかっている。そのためAhRは自己免疫疾患の病態形成に関与するだけではなく新しい治療法を生み出す可能性も秘めている。しかし、AhRの活性化にはリガンドや環境条件によって大きく異なるためより深い理解が必要である。
 
高橋彩織 2025/2

 
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